英国のハモンド財務相は、欧州連合(EU)離脱交渉で金融サービス業の保護を「極めて高い優先課題」にすると述べ、ロンドンの金融街シティーが抱く不安払しょくに努めた。

  ハモンド財務相は19日に下院財務委員会で、政府は英経済で銀行セクターが果たしている役割を「非常に強く感じている」と発言。政府は離脱交渉で可能な限り「多くの事柄を議論」しようとしていると主張した。だが、この発言のさなかにもポンドの下落は続いた。

  メイ首相は移民の制限を重要課題と明確に定義した。最近の政府幹部の発言は英国が強硬な離脱に向かっていることを示唆しており、これが市場の警戒感を呼び、ポンドは30年ぶりの安値に落ち込んだ。ハモンド財務相はこの日、熟練労働者は厳格化する移民制限の対象にならないとのメッセージを発したが、政府内の見解は割れている。 

原題:Hammond Moves to Reassure City of Its Importance in Brexit Talks(抜粋)

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