19日の欧州株式相場は上昇し、指標のストックス欧州600指数はここ2週間で初の2日続伸を果たした。予想を上回る企業決算が好感され、買い優勢となった。

  ドイツのザランドが利益率見通しを上方修正し、フランスのカルフールの売上高が予想を上回ったことを背景に、両社が小売株の上げを主導した。オランダの半導体製造装置メーカー、ASMLホールディングは2.2%上昇。第4四半期の利益見通しがアナリスト予想を上回った。このほかユーロ安を手掛かりに自動車株が買われ、石油・ガス銘柄も値上がりした。

  ストックス600指数は前日比0.3%高の343.64で終了。一時は0.4%安となっていた。構成銘柄の今年の利益は4.5%減少するとアナリストらは見込んでいるものの、これまでに発表された7-9月期決算は一定の楽観をもたらしている。投資家らは金融政策の方向について手掛かりを得るため、20日の欧州中央銀行(ECB)定例政策委員会にも注目している。

  ノルデア・インベストメント・ファンズ(ルクセンブルク)のマクロストラテジスト、ウィトルド・バーク氏は「決算が支援材料だが、大きな動きは明日のECB会合まで起きないだろう」とし、「金利の動きは実際に株式に大きな影響を及ぼし、米国市場との相関性も強い。個人的には最終需要が上向く兆候が増すのを待ち望んでいる」と語った。

原題:Earnings Optimism Lifts European Stocks as Carrefour, ASML Climb(抜粋)

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