9月の米住宅着工件数は予想外のマイナスとなった。集合住宅の落ち込みが響いた。住宅着工許可件数は予想以上に増加した。

  米商務省が19日発表した9月の住宅着工件数(季節調整済み、年率換算、以下同じ)は前月比9%減の105万戸。ブルームバーグがまとめたエコノミスト予想の中央値は118万戸への増加だった。前月は115万戸(速報値114万戸)に修正された。

  着工件数の先行指標となる住宅着工許可件数は6.3%増の123万件と、昨年11月以来の大幅な伸び。市場予想は117万件だった。前月は115万件。

  HSBCセキュリティーズUSAのエコノミスト、ライアン・ワン氏は「住宅建設は7-9月期成長の足かせだった可能性がある」と指摘。「集合住宅の建設は底固めし始めている」とし、「一戸建てはなお緩やかな成長トレンドにあるようだ」と続けた。

  一戸建ての着工件数は前月比8.1%増加して78万3000戸と、2月以降で最大の伸び。前月は72万4000戸。集合住宅は38%急減して26万4000戸となった。

  地域別では全米4地域のうち、3地域で着工件数は減少。中でも北東部は36%減少した。西部はほぼ変わらず。

  統計の詳細は表をご覧ください。

原題:U.S. Housing Starts Unexpectedly Drop on Multifamily-Unit Slide(抜粋)

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