米モルガン・スタンレーの7-9月(第3四半期)決算は前年同期比で57%の増益となった。債券トレーディング収入が3倍近くに増えた。同収入の伸びはウォール街の金融機関でトップだった。

  19日の発表によると、純利益は16億ドル(約1650億円、1株当たり81セント)と前年同期の10億2000万ドル(同48セント)から増加した。継続事業ベースの1株利益は80セントとなり、ブルームバーグがまとめたアナリスト22人の予想平均の63セントを上回った。

モルガン・スタンレー本社
モルガン・スタンレー本社
Photographer: Mark Kauzlarich/Bloomberg

  ジョナサン・プルーザン最高財務責任者(CFO)はインタビューで、「当該四半期の債券収入は極めて堅調だった」とし、「クレジットに傾斜している当社にとっては特に良好なトレーディング環境だった」と述べた。

  債券トレーディング収入は15億ドルに増加。アナリスト予想の10億ドルを上回った。株式トレーディング収入は5.6%増の19億ドル。予想は18億3000万ドルだった。

  全体の収入は15%増の89億1000万ドルで、ブルームバーグがまとめたアナリスト18人の予想である81億4000万ドルを超えた。

  費用の最大項目である報酬は19%増の41億ドル。収入に対する割合は46%となった。投資銀行部門での同割合は36%と前年同期の34%から高まった。

  投資銀行事業の収入は7%減の11億ドル。ウェルスマネジメント部門は2%増の38億8000万ドルだった。

原題:Morgan Stanley Profit Rises 57% on Surge in Bond-Trading Revenue(抜粋)

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