VW車両保有者や当局との和解案、米連邦地裁が承認に「強く」傾く

  • 147億ドルの支払いに関する提案を判事は25日までに判断
  • ディーラーに12億ドルを支払う提案を判事は暫定承認

ドイツの自動車メーカー、フォルクスワーゲン(VW)は排ガス不正をめぐり車の所有者や当局と合意した147億ドル(約1兆5300億円)の和解案について、米連邦地裁判事から最終承認を得られる可能性が高い。一方、48万2000台のリコール(無料の回収・修理)計画に関しては、引き続き米当局の承認を求める。

  サンフランシスコ連邦地裁判事のチャールズ・ブライヤー判事は18日、排ガス検査で不正装置が作動した排気量2000ccの車両買い戻しをVWに求める同案の承認に「強く」傾いていると説明。車両所有者20人余りを含む提案批判者の意見を聞いた上で、25日までに判断を下すと説明した。

  同判事はまた、排ガス不正問題に絡む損失を補てんするため652のディーラーに計12億ドルを支払う提案を暫定承認した。最終承認に関する審理は1月に行う。この提案は消費者との合意と同じ条件でディーラーから車を買い戻す内容。

  排気量2000ccの車両をめぐる消費者や米環境保護局(EPA)を含む監督当局との合意は6月に成立した。EPAは同社のリコール計画をまだ承認しておらず、テクニカル面の交渉が続けられていると、ブライヤー判事が法廷で語った。

原題:VW Judge Says He ‘Strongly’ Favors $14.7 Billion Settlement (2)(抜粋)

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