ドイツ銀:財政刺激策講じるには全く不適切なタイミング

国際通貨基金(IMF)や米銀シティグループの最高経営責任者(CEO)などは財政刺激策の恩恵を高く評価しているが、ドイツ銀も同調するとは期待しない方がいい。

  ドイツ銀のチーフストラテジスト、ビンキー・チャドハ氏は17日の調査リポートで、政府が制御するレバーを使って成長に弾みを付けるよう求めるが高まっていることについて、「ひどい見当違いだ」とし、「今は財政刺激策のサイクルで全く不適切なタイミングだ」と付け加えた。

  リポートは「失業率が自然失業率に近い水準にあり、ドル相場の衝撃の後退に伴い成長回復が見込まれる上、インフレ率へのドル相場の足かせが薄れ始め、基調的なコアインフレ率が既に2%にある状況では、財政刺激策が講じられた場合にインフレ率が急上昇する恐れがある。過去にも失業率が低い時期にそうした展開になった」と指摘した。

原題:Deutsche Bank Says It’s Exactly the Wrong Time for Fiscal Stimulus(抜粋)

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