ブラジル株:ボベスパ指数、約4年ぶりの高値-利下げ期待高まる

  • 石油会社や鉱山会社などが商品相場高を受けて上昇
  • 同国中銀が利下げに踏み切るとの見方から大学運営のクロトンも高い

18日のブラジル株式市場で指標のボベスパ指数は約4年ぶりの高値に上昇。商品相場高でブラジル石油公社(ペトロブラス)と鉄鉱石生産のヴァーレなどの資源株が上昇したほか、市場では同国中央銀行が2012年以来となる利下げを実施するとの期待感が強い。

  ペトロブラスの上昇がボベスパ指数の上げに最も寄与した。同社取締役会は債務削減戦略の一環として傘下の南西石油の全株式を太陽石油に売却することで合意した。大学運営のクロトン・エデュカシオナルは約2年ぶりの高値。ブラジル中銀は19日の金融政策会合で政策金利を0.25ポイント引き下げ、14%に設定するとエコノミストらは予想している。

  ボベスパ指数は前日比1.7%高の63782.21と、12年4月以来となる高値で取引を終了。指数を構成する58銘柄のうち49銘柄が上昇した。ペトロブラスは3.1%、ヴァーレは2.6%それぞれ値上がり。鉄鋼メーカーのジェルダウは5%高。クロトンは4.3%上昇し、MSCIブラジル一般消費財指数の上げをけん引した。

  証券会社エリチ・コレトラのエコノミスト、エルツ・フェルマン氏は「ブラジルの輸出企業の見通しが一段と明るさを増し、ブラジルの景気回復に対する投資家の高揚感を押し上げている」と指摘した。

原題:Brazil’s Stocks Gain to Four-Year High Ahead of Rate Meeting(抜粋)

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