米ヤフー:7-9月利益、市場予想上回る-売上高は14%減少

  • トラフィック獲得コストを除く売上高はアナリスト予想に届かず
  • 「個人情報を守る責任を深く認識」-メイヤーCEO

米ヤフーが18日発表した7-9月(第3四半期)決算では、利益がアナリストの予想を上回った。同社は先月、ハッカー攻撃でユーザーの個人情報が大量に流出したことを公表。米ベライゾン・コミュニケーションズに中核のウェブ資産を売却する計画への影響が懸念されている。

  発表資料によると、一部項目を除く1株利益は20セント。アナリストの予想平均は14セントだった。トラフィック獲得コスト(TAC)を除いたベースの売上高は14%減の8億5770万ドル(約890億円)と、アナリスト予想の8億6010万ドルに届かなかった。同ベースの売上高の減少は過去8四半期で7回目。

  ヤフーは中核のインターネット事業をベライゾンに48億ドルで売却することで合意しているが、ヤフーのネットワークから少なくとも5億人のユーザー情報が盗まれたことが先月明らかになり、事業売却が予定通りに進むか懸念が生じている。ベライゾンの法務担当責任者、クレイグ・シリマン氏は先週、このハッキング問題が7月に交わした事業買収合意に重大な影響を与えると見なすことは妥当だろうとの見解を示した。事情に詳しい関係者によると、ベライゾンはハッキングについて詳細な情報を提供されていないため、事業買収計画について懸念を抱いているという。

  ヤフーのマリッサ・メイヤー高経営責任者(CEO)は発表資料で、「当社はユーザーとその個人情報の安全性を守る責任を深く認識している」と説明。信頼の維持に尽力すると述べた。

原題:Yahoo Profit Tops Estimates Amid Plans to Complete Verizon Sale(抜粋)

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