米国株:上昇、企業決算が手掛かり-ヘルスケア、金融が高い

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18日の米国株は上昇。企業決算が手掛かりとなったほか、米国経済には緩やかなペースでの政策引き締めを受け入れられる十分な力強さがあるとの見方が広がった。

  ユナイテッドヘルス・グループは5年ぶりの大幅上昇。同社は通期の利益予想を引き上げた。ネットフリックスは急伸。契約者数の増加が好感された。一方、IBMは下落。利益マージンが4四半期連続で縮小した。

  S&P500種株価指数は前日比0.6%上昇して2139.60。ダウ工業株30種平均は75.54ドル(0.4%)高の18161.94ドルだった。

NY証取トレーダー

Photographer: Michael Nagle/Bloomberg

  ロバート・W・ベアードの機関投資家担当株式セールストレーダー、マイケル・アントネッリ氏は「今週に入りかなり売りが出ており、そこから反発するには企業決算は十分だった」と述べ、「まだ本格的に大きな材料は出てない。ネットフリックスなど大手企業の株価上昇は確実に地合いを支えている」と続けた。

  ゴールドマン・サックス・グループは2.2%高。債券トレーディング事業の四半期収入が増加し、アナリスト予想を上回る利益に寄与した。ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)は下落。7-9月決算では利益がアナリスト予想を上回ったが、主力薬品である関節リウマチ薬「レミケード」は近く他社製品との競争が厳しくなると見込まれている。

  アナリスト予想ではS&P500種採用企業の第3四半期利益は1.4%減となっている。ブルームバーグのデータによれば、すでに発表された52社の決算では利益がアナリスト予想を6.6%上回った。売上高は予想を1.3%上回った。

  投資家はまた、経済統計から経済成長の強さを見極めようとしている。この日発表された9月の米消費者物価指数(CPI)はここ5カ月で最大の伸びとなった。

  12月利上げの確率は約63%が織り込まれているが、前日の66%からは低下した。9月末よりは10ポイント高い。

原題:CEOs Go Silent on Future as S&P 500 Seesaw Rocks for Another Day(抜粋)

(相場を更新し、全体を書き換えます.)
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