独コンチネンタル:通期見通しを下方修正-制裁金や補償費用に引当金

  • 調整後ベースのEBITマージンは10.5%に、従来予想11%強
  • 熊本地震の供給業者への影響も圧迫要因

欧州2位のタイヤメーカー、ドイツのコンチネンタルは2016年利益率見通しを下方修正し、競争法違反に伴う制裁金や補償コストへの引当金が営業利益を4億8000万ユーロ(約550億円)下押しする見込みだと明らかにした。これで同社株は3カ月半ぶり安値まで下げた。

  18日の発表資料によれば、調整後ベースの利払い・税引き前利益(EBIT)マージンは10.5%となる見通し。これまでは11%強を見込んでいた。研究・開発(R&D)費用が膨らむほか、熊本地震で供給業者に被害が出たことによるコストも利益を押し下げるという。

  シャシー・セーフティー部門とインテリア部門の利益は3億9000万ユーロ減少する。2004年から10年に製造された製品への補償コスト、競争法違反での制裁金にそれぞれ備え、引当金を計上する。

  18日のフランクフルト市場でコンチネンタル株は一時、前日比4.5%安の167.45ユーロまで下げ、7月8日以来の安値を付けた。現地時間9時26分(日本時間午後4時26分)現在は2.7%安で推移。年初来下落率は24%に達し、時価総額は341億ユーロに縮小した。

原題:Continental AG Cuts Forecast on Antitrust, Warranty Provisions(抜粋)

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