OPECの生産推計めぐり紛糾-イランもデータ受け入れ拒否

  • イラクとベネズエラに続きイランもOPEC推計を疑問視
  • データめぐる対立で11月総会での合意完了が困難になる可能性

石油輸出国機構(OPEC)は新たな原油生産枠組みの導入を目指している。それには、加盟各国の現行の生産推計について一致することが第一歩となる。だが、イラクとベネズエラに続きイランもOPECのデータに公然と異議を唱え始め、混迷が深まりつつある。

  イラン国営石油(NIOC)のマネジングディレクター、アリ・カルドール氏は17日、テヘランで、ウィーンのOPEC事務局による生産推計は「受け入れられない」と表明。同氏によれば、イランの産油量は日量389万バレルで、OPECの9月の推計を同約30万バレル上回っている。イラクとベネズエラは既に、報道機関など「二次情報源」を基に集計したOPECのデータを批判している。

  OPECは11月30日にウィーンで開く総会で、8年ぶりの減産について最終的に合意を取りまとめることを目標としている。しかし、加盟国はそれぞれの現行生産推計について対立しており、各国への減産幅の配分についての妥結は一層難しくなる見通しだ。
  
原題:OPEC Spat Over Production Data Grows as Iran Rejects Estimates(抜粋)

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