米鉱工業生産指数:製造業は0.2%上昇、前月は0.5%低下に下方修正

  • 全体の鉱工業生産は前月比0.1%上昇、前年比1%低下
  • 鉱工業設備稼働率は75.4%と、前月の75.3%を上回る

9月の米鉱工業生産統計では、製造業の生産を示す指数が前月比で上昇した。前年同月比では変わらず。

  米連邦準備制度理事会(FRB)の17日発表によると、9月の製造業生産指数は前月比0.2%上昇。ブルームバーグがまとめたエコノミスト予想の中央値は0.1%上昇だった。前月は0.5%低下(速報値0.4%低下)に下方修正された。

  全体の鉱工業生産指数(製造業、鉱業、公益事業の生産を対象、季節調整値)は9月に前月比0.1%上昇。エコノミスト予想中央値と一致した。前月は0.5%低下(速報値0.4%低下)に下方修正。

  HSBCセキュリティーズUSAのエコノミスト、ライアン・ワン氏は「エネルギー業界の設備投資減少の悪影響は薄れてきた」と指摘。「これにより、企業の投資は全体として今後1年間に緩やかな伸びを再開するだろう。製造業の生産は引き続き最小限の伸びがみられる可能性が高い」と述べた。

  鉱業の生産は0.4%上昇。前月は1.0%の低下だった。石油など商品価格の安定化を反映した。石油・ガスの掘削は5.1%上昇と、4カ月連続のプラスとなった。

  公益事業の生産は1%低下。前月は0.3%の低下だった。

  製造業のうち、自動車・同部品の生産は0.1%上昇で、前月の0.9%上昇から伸びが鈍化した。

  消費財の生産は0.2%上昇。前月は0.2%の低下だった。企業設備財生産は0.2%低下し、2カ月連続マイナス。建設資材は0.8%上昇。前月は1.4%低下していた。

 鉱工業設備稼働率は75.4%と、前月の75.3%を上回ったものの、前年同月の76.4%をなお1ポイント下回っている。

  統計の詳細は表をご覧下さい。

原題:U.S. Factory Production Rises for Third Time in Four Months (1)(抜粋)

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