南ア富豪のオッペンハイマー家、新たなヘッジファンドに出資へ

  • クローフォード、カルー両氏のファンドに7億円余り投資へ
  • 南アのヘッジファンド業界の規模は過去5年間に2倍余りに拡大

南アフリカ共和国のダイヤモンド採掘業界の資産家ニッキー・オッペンハイマー氏の一族が、カプリコーン・キャピタル・グループの元資産運用者アンドルー・クローフォード、スティーブン・カル-両氏が運営する新たなヘッジファンドに出資する見通しだ。

  クローフォード氏とカル-氏は、共に運用に携わるヘッジファンド運営会社センク・キャピタルが拠点とするヨハネスブルクでのインタビューで、オッペンハイマー家保有のプライベートエクイティ(PE、未公開株)を運用するストックデール・ストリートがセンクに1億ランド(約7億3000万円)を投資する見通しであることを明らかにした。オッペンハイマー家は1917年にアングロ・アメリカンを創業したほか、デビアスを世界最大のダイヤ生産会社に成長させた。

  ストックデールのパートナー、ポール・ソロモン氏はヨハネスブルクで電話インタビューに応じ「スティーブンとアンドルーという非常に有能な人材に出資する見通しだ。投資家にとってポジティブな方法で景気循環を捉えることができるため、当社はこのヘッジファンドモデルを選好する」と説明。「規制変更に伴い、多くの資本がヘッジファンドに流入すると予想している」と述べた。

  南アでは1年前の新規則導入によりヘッジファンド投資への門戸が広がった。同国では投資信託に2兆ランドが投じられている。ヘッジファンドに関する年次調査を実施するノバレ・グループによれば、南アのヘッジファンド業界の規模は過去5年間に2倍余りに拡大。運用資産は6月末時点で690億ランドに達している。

原題:Billionaire Oppenheimer Backs Ex-Capricorn Hedge Fund Startup(抜粋)

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