ヘッジファンド、過去最高に積み上げた小麦売り越しを削減-需要増

  • 投機家、過去最大に達していた小麦売り越しを4週間ぶりに減らす
  • USDA、2016-17穀物年度の在庫見通しを引き下げ

米小麦市場がようやく生気を取り戻す兆しを示している。

  米農務省(USDA)が12日、世界の小麦在庫見通しを予想外に引き下げたことを受け、小麦相場は先週、週間ベースでここ1年3カ月で最大の上昇を示した。これは、一部の投機家に思いがけない幸運をもたらした。ファンドは相場下落を見込む売り越しを過去最高水準まで積み上げていたが、同省が見通しを発表する前日に減らしていた。

  供給過剰が過去最大に膨らむ兆しが示され、小麦先物相場は8月に10年ぶりの安値まで下落したが、ゆっくりと上向きつつある。安値の恩恵を受けようと輸入国が米国産小麦の購入に動いてきた。アルジェリアやエジプト、シリアなどの国々は今月、米国産小麦を購入したり、購入を目指したりしているという。USDAは、世界の輸出が今シーズンに1.6%増加し過去最高の1億7470万トンに達すると予想している。

原題:Hedge Funds Temper Record Bearish Wheat Wager as Demand Climbs(抜粋)

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