JPモルガン:7-9月利益予想上回る-債券トレーディング収入急増

更新日時
  • 英国民投票結果や政策金利見通しで債券トレーディングが48%増収
  • 消費者向け銀行部門の貸倒引当金は前年同期から約9億ドル増加

米銀最大手、JPモルガン・チェースの7-9月(第3四半期)決算は利益がアナリスト予想を上回った。欧州連合(EU)離脱を選択した英国民投票後の国債取引で、債券トレーディング収入が48%増えた。

  14日の発表によると、純利益は62億9000万ドル(約6560億円、1株当たり1.58ドル)と、前年同期の68億ドル(同1.68ドル)に届かなかった。前年同期は22億ドルの税効果で利益が底上げされていた。法的問題と会計上の調整を除いたベースの1株利益は1.59ドルとなり、アナリスト予想の1.39ドルを超えた。

  収入は255億ドルで、ブルームバーグがまとめたアナリスト10人の予想平均242億ドルを上回った。費用は5.9%減の145億ドル。アナリスト予想は141億ドルだった。

  債券トレーディング収入は48%増の43億3000万ドル。アナリスト7人の予想平均を10億ドル余り上回った。株式トレーディング収入は1%未満の増加で14億1000万ドル。予想は13億5000万ドルだった。

  同行は発表資料で、国債とその他金利商品関連のトレーディングが「特に堅調で顧客活動も力強かった。英国民投票結果や中銀の行動の見込みで市場は第3四半期を通じて活発だった」と説明した。

  法人・投資銀行部門の利益は29億1000万ドルに倍増。収入は16%増えた。コンシューマー・コミュニティ・バンキング部門は16%の減益。収入は4%増えた。信用損失引当金は12億9000万ドル。前年同期は3億8900万ドルだった。

原題:JPMorgan Posts $6.3 Billion Profit as Bond-Trading Revenue Rises(抜粋)

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