フィラデルフィア連銀総裁:利上げは選挙後まで待つのが賢明だろう

  • ただ12月まで先送りした場合、リスクを伴うとハーカー総裁
  • 緩やかな利上げペースが望ましいとハーカー総裁

米フィラデルフィア連銀のハーカー総裁は13日、米大統領選挙に起因する不確実性が、11月の投票後まで利上げを先送りする論拠になる可能性があるとの見解を示した。

  同総裁はフィラデルフィアでの講演後、記者団に対し、「選挙結果とその後の経過によるが、私が懸念しているのは、われわれが対応を余儀なくされるような悪影響をもたらす政策が取られたケース」だとし、「こうした不確実性の一部をわれわれが解消できるまで待つということが賢明かもしれないと、私は強調したい」と述べた。

ハーカー総裁

Photographer: Charles Mostoller/Bloomberg

  その上でハーカー総裁は、政策引き締めを12月まで先送りすれば、当局は遅れを取り戻そうとせざるを得なくなるため、そのこと自体リスクを伴うと指摘。「われわれは経済がどう推移するか見る必要があろう」と述べた。同総裁は来年、連邦公開市場委員会(FOMC)の投票権メンバーとなる。

  FOMCは9月に金利据え置きを決めたが、同総裁は自分は同月の利上げを支持したとし、今後緩やかな利上げペースを望むと発言。「私は比較的早期が適切だと思う。どの会合も対象から外すべきではないと考えているが、われわれが直面している一部リスクについて懸念している」と説明した。
  
原題:Fed’s Harker Says May Be Prudent to Wait on Election Before Hike(抜粋)

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