EU離脱で英国人の朝食に異変、テスコから「マーマイト」消える

英国人は欧州連合(EU)離脱が何を意味するかを実感し始めている。英・オランダ系食品・日用品メーカー、ユニリーバの代表的製品である「マーマイト(トーストに塗るペースト)」が、他の幾つかの商品とともに英スーパーマーケット・チェーンのテスコのオンラインショップから消えた。仕入れ価格をめぐる交渉が行き詰まったためだ。

  テスコは12日、ユニリーバ製品の仕入れについて現在問題があるが早急に解決される見通しだと発表した。

ユニリーバのマーガリン製品

Photographer: Chris Ratcliffe/Bloomberg

  6月のEU離脱選択後のポンド下落でユニリーバは原材料の値上がりに直面しているが、英国の食品小売業界が既に厳しい競争にさらされている中、原料値上がりを小売業者に転化するのも難しい。サンフォード・C・バーンスタインのアナリスト、アンドルー・ウッド氏は「食品メーカーと小売業者の関係において価格交渉は日々の現実だが、EU離脱選択後は非常に激しくなるだろう」と話した。

  13日朝にチェックした時点で、テスコのサイトには洗剤やマーガリン、「ダヴ」ブランドのボディーケア商品100種余りなどのユニリーバ製品がなかった。

原題:Brexit Stole Breakfast as Tesco Copes With Marmite Shortage (1)(抜粋)

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