債券と金と円が上昇、中国の弱い経済指標受け安全資産需要高まる

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  • 英国のEU離脱計画めぐる懸念も影落とす
  • 12月米利上げの可能性や決算発表など材料盛りだくさん

13日の金融市場では、中国の輸出統計の弱さが世界経済の一段の減速の前触れとなるとの懸念が広がり、国債や円、金といった安全資産に資金がシフトした。

  欧州やアジアのソブリン債高の流れを受け、米国債相場は4カ月ぶりの安値から反発。為替市場では、円が主要通貨の大半に対して上昇した一方、ポンドは英国の欧州連合(EU)離脱計画をめぐる懸念が根強く不安定な動きとなった。投資適格級社債の保証コストは2週間ぶりの高水準。株式相場はディフェンシブ銘柄が上昇したため下げ渋った。原油相場は1バレル=50ドルを上回った。

  プライベート・クライアント・リザーブ・オブ・USバンクの投資マネジングディレクター、ジェフ・ジッパー氏は「材料がたくさんある」と述べ、「予想を下回る中国の貿易データが市場を圧迫し、欧州では英国のハードなEU離脱懸念が市場を神経質にしている。前日発表の連邦公開市場委員会(FOMC)議事録は12月利上げの可能性が高いことを示した。決算発表シーズン入りしたことも不安材料だ」と指摘した。
  
原題:Bonds Rise With Gold, Yen as Weak China Data Spur Safety Demand(抜粋)

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