米求人件数:8月は544万件に減少、今年最低水準-雇用も前月下回る

米労働省が発表した8月の求人件数は前月比で市場の予想以上に減少し、今年の最低水準となった。雇用も減少した。

  8月の求人件数は前月比38万8000件減の544万件。2015年8月以来で最大の減少幅となった。ブルームバーグがまとめたエコノミスト予想の中央値は580万件だった。前月は583万件。

  8月に雇用された労働者は521万人と、前月の526万人を下回った。

  自発的離職者は298万人で、前月からほぼ変わらず。解雇者は162万人と、前月の164万人から減少した。

  パンセオン・マクロエコノミクスのチーフエコノミスト、イアン・シェファードソン氏は「これは大幅な減少にみえるかもしれないが、求人件数はどういうわけか過去数カ月にわたり、雇用ペースを示す他の指標と雇用統計の両方に比べて強かったことが重要なポイントだ」とリポートで指摘。「他の雇用指標で始まったばかりの回復が続くならば、求人件数が今後数カ月でさらに減少しても大したことではないだろう」と述べた。

  求人の減少は、製造業や建設業、小売業、教育・ヘルスケアなど広範に及んだ。

原題:Job Openings in U.S. Fell in August to Lowest Level This Year(抜粋)

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