米フェイスブック、IRSと対立続く-アイルランドへの資産移転問題

フェイスブックは2010年のアイルランドへのグローバル事業移転に関連した税金をめぐり、政府の調査に協力を約束しながらも内国歳入庁(IRS)との争いを続けている。

  フェイスブックは11日にサンフランシスコの連邦地裁に提出した書類で、同社は「中核事業の事実上全ての側面に関する」情報を要求する7件の「非常に広範囲な要求」に従う構えではあるが、そうするためにさらに時間が必要だとの見解を示した。

  論争はフェイスブックの税務顧問を務めるアーンスト・アンド・ヤングがフェイスブック・アイルランド・ホールディングスへ移転された財産を過小評価したとIRSが主張したことが発端。ワシントンにある連邦租税裁判所に11日提出された文書によれば、フェイスブックは移転した資産のベースバリューを2010年に知的財産を含めずに58億ドル(現在の為替レートで約6000億円)としたが、IRSの試算では139億ドル近いという。

  フェイスブックはこの件で将来30億ー50億ドルに上る債務が生じる可能性があるとの試算を示している。

  同社の提出書類についてワシントンとサンディエゴのIRS担当者は現時点でコメントを控えている。

原題:Facebook Continues Fight Over U.S. Taxes After Ireland Move (1)(抜粋)

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