中国の銀行、資本調達約174兆円必要にも-S&Pが問題債権を指摘

米S&Pグローバル・レーティングは11日、中国で企業の活発な借り入れが鈍化しなければ、問題債権への対応で同国の銀行には2020年から最大11兆3000億元(約174兆円)の資本を新たに調達する必要が生じるとの予想を示した。

  S&Pの発表資料によれば、銀行が被る可能性のあるコストは昨年の名目国内総生産(GDP)の16%相当。
 
  同社は中国での債務の伸びは「長期にわたり持続可能なものではない」とし、新規資本11兆3000億元が必要となるシナリオは、問題債権が20年までに融資残高の17%まで増えるとの想定に基づいていると説明。基本シナリオでは15年の推計5.6%から10%に増加するとしている。

原題:Troubled China Credit Could Cost Banks $1.7 Trillion, S&P Says(抜粋)

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