ゴールドマン・アセット、TIPSを選好-12年以来の高リターン

消費者物価が上昇に向かっていることを債券市場が示唆する状況で、ゴールドマン・サックス・アセット・マネジメントは米インフレ連動債(TIPS)を投資家に勧めている。

  債券グローバル・ポートフォリオマネジメント共同責任者のマイク・スウェル氏(ニューヨーク在勤)は11日のブルームバーグテレビジョンとのインタビューでTIPSについて、「大いに選好している。市場関係者の多くは既に知っているが、インフレが上向いているという認識に投資家も追い付きつつある」と語った。ゴールドマン・サックス・アセットのウェブサイトによれば、同社は1兆ドル(約103兆円)余りの資産の投資や助言を行っている。 

  バンク・オブ・アメリカによれば、2016年のTIPSのリターンはこれまでのところプラス6.9%と、このままいけば年間ベースで12年以来の好成績となる。名目債の年初来リターンはプラス4.3%にとどまっている。

  市場のインフレ期待を示す指標とされる10年債と同年限のTIPSの利回り格差は11日時点で一時1.69ポイントと、2月の1.12ポイントから拡大している。

原題:Goldman Asset Likes Inflation Bonds Amid Best Rally Since 2012(抜粋)

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