ウェルズF首脳陣、不祥事がリテール事業の成長に打撃と判断-WSJ

米銀ウェルズ・ファーゴの首脳陣は10日、州当局による同行への処罰の影響はほとんどないが、抱き合わせ販売をめぐる不祥事を受けてリテール事業の伸びは「当面落ち込む」との見方を示した。米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)が伝えた。

  電話会議の録音記録を精査した同紙によると、ジョン・スタンプ最高経営責任者(CEO)とティム・スローン最高執行責任者(COO)は電話で同行のシニアマネジャー500人に対し、状況はさらに悪化し、その後好転するとの見通しを示した。同行は14日に7-9月(第3四半期)決算を発表する。

  同紙によれば、スローンCEOは口座開設数は解約数を上回っているが、当座預金口座の伸びが鈍化していると説明。中小企業との取引を失ったという話も聞いていると述べた。

  カリフォルニア州とイリノイ州は数十億ドルに上る投資業務や州債引き受けに関しウェルズ・ファーゴの関与を停止したが、同紙によると、ジョン・シュルーズベリー最高財務責任者(CFO)は、7-9月期に一部の法的費用を引当金として追加計上したことを除けば、両州の措置は今のところさほど影響を与えていないと語った。

  ウェルズ・ファーゴの広報担当オスカー・スリス氏は今回の報道についてコメントを控えた。

原題:Wells Fargo Sees Retail Banking Growth Hurt by Scandal, WSJ Says(抜粋)

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