石炭価格の上昇続くか、最も懐疑的なのは鉱山会社の可能性

  • 中国による産業保護に向けた減産で石炭価格は今年上昇している
  • 大手鉱山会社は石炭価格上昇の持続可能性について慎重な見方

鉱山会社は今年、石炭価格上昇による予想外の恩恵を受けている。ただ、それが継続すると考えている鉱山会社はほとんどないようだ。

  石炭の値上がりは、需要押し上げよりも生産抑制に動いた中国の政策変更によるものだ。そのことは、炭鉱閉鎖により価格低迷を乗り切ろうとした鉱山会社が依然、価格が上昇している現状を受け入れる準備のできていないことを意味する。

  鉄鋼原料となる原料炭の価格は今年に入ってほぼ3倍に上昇し、発電用石炭は56%値上がりしている。BHPビリトンやテック・リソーシズなどの大手鉱山会社は価格上昇がいつまで継続するかについて引き続き慎重な見方をしている。グレンコアは今週、オーストラリアの小規模炭鉱の操業再開を計画していることを明らかにしたが、輸出量は変わらない見通しだ。

原題:Greatest Skeptics of Coal’s Surge May Be the Miners Themselves(抜粋)

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