サウジアラビア:埋蔵原油は今後70年持ちこたえると予想

  • サウジ原油埋蔵量は独立系コンサルタントによる確認はされていない
  • サウジは国債発行と国営石油会社アラムコの株式の売却を計画

世界最大の原油輸出国サウジアラビアは、同国に埋蔵されている原油2665億バレルが今後70年持ちこたえると予想しており、この数字については独立系コンサルタントによる確認は求めていないことが、ブルームバーグ・ニュースが閲覧した債券目論見書で明らかになった。

  目論見書によれば、サウジの資産は主に原油売却に基づくもので、輸出収益全体の75%を占める。サウジは5年債、10年債、30年債少なくとも計100億ドル(約1兆円)相当を発行する計画だ。12日からロンドンやロサンゼルス、ボストン、ニューヨークで投資家向け会合を開く計画も明らかにした。

  サウジは、2014年の約半分の水準となった原油価格下落による打撃を受けている財政てこ入れで資金を必要としている。また、国営石油会社サウジアラムコの株式の一部を売却して自動車やテクノロジーなどの産業の発展を支援し、歳入に占める原油収入への依存度を低下させることを計画している。

  サウジアラムコのアミン・ナセル最高経営責任者(CEO)は11日、同社が2018年までに株式売却を計画しており、上場する市場については決定していないと述べた。同CEOによれば、サウジアラムコは財務データを投資家に開示する予定。ニューヨーク、ロンドン、東京などの株式市場への上場について検討しているという。

原題:Saudi Arabia Sees Its Oil Reserves Lasting Another 70 Years (1)(抜粋)

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