ポンド、3カ月ぶり大幅高-英首相がEU離脱プロセスで議会に譲歩

更新日時
  • ポンド相場は強硬離脱懸念で過去4営業日で続落していた
  • 売り持ちポジションの利食い広がる-ウエストパック銀のキャロー氏

アジア時間12日の外国為替市場で、英ポンド相場が対ドルで3カ月ぶりの大幅高。英国のメイ首相が議会に譲歩し、欧州連合(EU)離脱プロセスをめぐる採決を容認したことが要因。

  首相側に交渉の余地を残すとの条件付きではあるものの、首相の譲歩を受けて強硬離脱に踏み切るとの市場の懸念が和らいだ。ポンドは他の31の主要通貨全てに対して値上がりしている。
 
  ウエストパック銀行のシニア為替ストラテジスト、ショーン・キャロー氏(シドニー在勤)は「市場は積極的にポンドをショート(売り持ち)にしていたので、英議会が少なくとも『強硬離脱』のマイナス面を討議するとの見通しはこうしたポジションでの利食いを相当促した」と語った。

英ポンド紙幣

Photographer: Simon Dawson/Bloomberg

  日本時間午後0時22分現在、ポンドは1.5%高の1ポンド=1.2305ドル。過去4営業日で4.9%下落していた。今のところ、7月12日以来の大幅上昇となっている。対ユーロでも1.5%上げて1ユーロ=89.83ペンス。

原題:Pound Jumps to Lead Rebound Against Dollar as Brexit Angst Eases(抜粋)

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