世界パソコン出荷、7-9月は3.9%減-年末商戦控え落ち込み幅縮小

  • 米国では出荷が2四半期連続のプラス-調査会社IDC
  • 中国のレノボが世界首位を維持-2位はHP、3位はデルの米国勢

世界のパソコン出荷台数は7-9月(第3四半期)に前年同期比3.9%減少した。米調査会社IDCが明らかにしたもので、前の四半期よりも落ち込み幅が小さくなった。

  IDCの11日の発表資料によると、7-9月期の世界出荷台数は6800万台と、前年同期の7070万台を下回った。米国の出荷は1.7%増加し、2四半期連続でプラスとなった。4-6月(第2四半期)には全世界で出荷が4.1%減少していた。

  パソコン出荷は昨年まで4年連続で減少していたが、消費者や企業が買い替えを始める中、安定化しつつある。最新のコンピューターの投入で販売が上向くとの期待から、業界ではホリデーシーズンを前に在庫を積み増し始める動きが見られる。

  一方、ガートナーが発表した7-9月のパソコン出荷台数は、全世界が前年同期比5.7%減、米国内はほぼ横ばいだった。新学年シーズンの需要低迷や一部の海外市場での販売不振が響いたという。

  IDCによると、7-9月の世界シェアは中国のレノボ・グループが21.3%で首位を維持。2位のHPインクは21.2%、3位のデルは15.8%と、いずれも前年同期に比べシェアを1.5ポイント伸ばした。4位のアップルは7.4%で、前年同期の8.1%から低下した。

  米国では上位3社がシェアを伸ばした。IDCによれば、HPインクは約30%で首位。デルの26%、レノボの15%と続いた。4位のアップルは本国市場でもシェアを落とし、13.9%から11.8%に低下した。

  IDCによると、アジアなど他の地域では出荷が予想を上回った。日本市場はウィンドウズ需要を追い風にプラス成長を回復した。

原題:PC Shipments Drop 3.9% as Declines Slow Before Holiday Shopping(抜粋)

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