NZ中銀、政策金利の過去最低更新を引き続き予想-低インフレで

  • マクダーモット総裁補佐の発言は11月の1.75%への利下げ観測裏付け
  • 総裁補佐の発言を受けNZドルは7月後半以来の安値に下落

ニュージーランド(NZ)準備銀行(中央銀行)はインフレ率を回復させるため、政策金利を過去最低に引き下げる見通しをあらためて示した。

  NZ中銀のマクダーモット総裁補佐は講演で、「金利は数十年ぶりの低水準にある。われわれの現在の予想と想定では、将来のインフレ率が目標レンジの中央近くで安定するよう確保するには、政策のさらなる緩和が必要となることが示されている」と指摘。今月18日に公表される7ー9月期のインフレ指標が「低水準となる見通しだ」と述べた。講演内容は11日に同中銀ウェブサイトに掲載された。

  マクダーモット氏の発言は、同中銀が11月10日の次回政策会合で政策金利であるオフィシャル・キャッシュ・レートを0.25ポイント引き下げ1.75%にするとの見方を裏付けた。NZは経済成長率が先進国で最高水準で、住宅市場も好調であるにもかかわらず、長引く低インフレに見舞われている。 

  同氏の発言を受けてNZドルは下げ幅を広げ、ウェリントン時間午後4時50分(日本時間同0時50分)時点で1NZドル=0.7064米ドルと、7月後半以来の安値を付けた。

  同氏は「NZの低インフレを理解する」と題した講演で物価圧力の弱さについて、NZドルを押し上げ輸入コストを抑制した世界情勢に大部分は起因する可能性があると語った。

  

原題:RBNZ Still Expects to Cut Interest Rates to Fresh Record Low (1)(抜粋)

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