ECBバシリアウスカス氏:インフレ率は中銀目標に向かいつつある

  • 出口について語らないことが極めて重要
  • 合理的で論理的な出口戦略はとても緩やかなテーパリングになろう

欧州中央銀行(ECB)政策委員会メンバー、バシリアウスカス・リトアニア中銀総裁は、ユーロ圏のインフレ率がECBの目標とする2%弱の水準に向かいつつあるとの認識を示した。

  バシリアウスカス総裁は8日にワシントンでインタビューに応じ、「われわれの予想では中期的にますます近づいていくことが示されている」と述べ、「このトレンドは極めて重要だ」と語った。

  ECBの9月時点の予測では、2018年の平均インフレ率は1.6%。修正された予測が12月に公表される予定で、19年の見通しも示される。

バシリアウスカス・リトアニア中銀総裁

Photographer: Peter Kollanyi/Bloomberg

  量的緩和(QE)プログラムは17年3月ないし、インフレ軌道の持続的調整が目標に沿うと当局が認識するまで継続される予定。バシリアウスカス総裁はQEの「出口について語らないことが極めて重要だ」と説明。「しかし、もちろん当局の責務に沿って、地平線に日の光が見えれば、合理的で論理的な出口戦略はとても緩やかなテーパリングになろう」と付け加えた。

原題:ECB’s Vasiliauskas Sees Inflation on Track for Central-Bank Goal(抜粋)

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