欧州株(10日):上昇、原油高で石油株に買い-鉱業株も上げる

10日の欧州株式相場は4営業日ぶりに上昇。原油高で石油株が買われたほか、域内経済が改善しつつあるとの兆しを手掛かりに自動車株も値上がりした。

  指標のストックス欧州600指数は前週末比0.7%高の341.98で終了。一時は0.6%下げた。ノルウェーのトタルと英蘭系ロイヤル・ダッチ・シェルが石油・ガス株の上げを主導し、業種別19指数の中で上昇率首位となった。リオ・ティントやBHPビリトンなどの鉱業株も高い。自動車株ではダイムラーとフォルクスワーゲン(VW)、BMWの上げが目立った。西欧市場の主要株価指数はいずれも上げ、ドイツとイタリアの株価指数が好調だった。

  サウジアラビアが石油輸出国機構(OPEC)の減産合意に楽観を表明したほか、ロシアが取り組みを支援する方針を示したことで、原油相場は1年ぶり高値に達した。イタリアの鉱工業生産は2カ月連続で増えたほか、先週発表されたドイツとフランスの鉱工業生産も予想を上回る伸びだった。

  ロンバー・オディエのストラテジスト、サミー・チャー氏(ジュネーブ在勤)は、「OPECの合意に協調するとのロシアの表明が、前向きなセンチメントを創り出している」と発言。「自動車株も買われた。経済指標の上向きと原油をめぐる動きで、リスク意欲が改善したためだ」との述べた。

原題:European Stocks Rise as Oil Boosts Energy Producers, Miners Gain(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE