アジア・太平洋株式サマリー:中国株が上昇、インドも上げる-香港休場

アジア・オセアニア各株式市場の動きは以下の通り。

【中国株式市況】

  10日の中国株式相場は上昇。大型連休で先週休場だった本土金融市場が取引を再開する中で、エネルギー株を中心に買われた。不動産株の指数は下落。上海など幾つかの都市が住宅価格上昇を抑えるために抑制策を講じたことが響いた。人民元は6月以来の大幅な下げ。

  上海総合指数は前営業日比1.5%高の3048.14で終了。中海油田服務(601808 CH)は約3カ月ぶりの大きな上げとなり、中国石油化工(SINOPEC、600028 CH)は1カ月ぶりの高値。先週の香港市場で本土株から成るハンセン中国企業株(H株)指数が3.6%上昇し、ニューヨーク原油相場が3.3%上げたことが背景。

  不動産開発会社の保利房地産集団(600048 CH)は3.5%安。人民元は上海市場で0.4%安。10日の香港株式市場は祝日のため休場。

  ミラボー・アジアの香港在勤トレーディング担当ディレクター、アンドルー・クラーク氏は「H株が先週上昇したことで、本土株も追随している」と指摘。「政府が投機を必死に抑えようとしながら現時点では効果がない中で、不動産セクターが重しとなる可能性がある」と述べた。

(上海総合指数のグラフ:SHCOMP <Index> GP YTD)

【香港株式市況】

  10日の香港株式市場は、重陽節の振り替え休日のため休場。取引は11日に再開される。

(ハンセン指数のグラフ: HSI <INDEX> GPO)

【インド株式市況】

  10日のインド株式相場は4営業日ぶりに上昇。指標のS&P・BSEセンセックスは先週1週間で上げていた。海外勢は引き続きインド株を購入している。

  金属メーカーや耐久消費財メーカーなど金利動向に敏感な銘柄が買われた。インド準備銀行(中央銀行)は4日の政策決定会合で大半の予想に反して利下げに踏み切り、政策金利を5年ぶり低水準にした。

  センセックスは前週末比0.1%高の28082.34で終了。ブルームバーグのまとめたデータによれば、海外勢による年初来のインド株売買動向は78億ドルの買い越しで、昨年の33億ドルを2倍余り上回っている。これで同指数は2月安値から23%上昇した。

(S&P・BSEセンセックスの動向: SENSEX <Index> GPO D)

【オーストラリア株式市況】

  S&P/ASX200指数は前週末比0.2%高の5475.43。

(S&P/ASX200指数のグラフ: AS51 <INDEX> GP)

【韓国株式市況】

  韓国総合株価指数は前週末比0.2%高の2056.82。 

(韓国総合株価指数の日中価格グラフ: KOSPI <INDEX> GIP)

【台湾株式市況】

  10日の台湾株式市場は祝日のため休場。取引は11日に再開される。

(台湾加権指数のグラフ: TWSE <INDEX> GP D)

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