【FRB要人発言録】11月利上げの論拠は説得力ある-メスター総裁

10月3日から10日までの米連邦準備制度理事会(FRB)要人の主な発言は以下の通り(記事全文は発言者の氏名をクリックしてください)。

<10月9日>
フィッシャー副議長(ワシントンでの講演で):金融政策が近い将来に後手に回るリスクはほとんどないとみられる。

<10月7日>
ジョージ・カンザスシティー連銀総裁(ワシントンでの会議で):9月の雇用統計は勇気づけられるものであり、勢いが続いていることを示唆している。

フィッシャーFRB副議長(ワシントンでの会議で):成長はかつて正常だと考えられていた水準には近づいていない。

フィッシャーFRB副議長(ワシントンで):金融政策を策定する上では、主にマクロデータを見ているというのが本当のところだ。

フィッシャーFRB副議長(ワシントンで):米金融当局の行動、全世界に影響及ぼす。

フィッシャーFRB副議長(ワシントンで講演):失業率は自然失業率に非常に近い水準にある。

フィッシャーFRB副議長(ワシントンで講演):これからの米経済成長、楽観されていない。

メスター・クリーブランド連銀総裁(ニューヨークで講演後、質疑応答で):現在のマクロ経済情勢を踏まえると、利上げには説得力ある強い論拠があると考えられる。

メスター・クリーブランド連銀総裁(ニューヨークで講演):(データ次第という政策方針は)政策がいくつかの異なる経済データにおける短期の動きに左右されるとの誤った印象を与えている可能性がある。

メスター・クリーブランド連銀総裁(ニューヨークで講演後に記者団に):データが軌道上なら11月利上げは説得力ある。

メスター・クリーブランド連銀総裁(CNBCとのインタビュー):雇用統計は堅調、利上げは適切。

<10月5日>
フィッシャーFRB副議長(ニューヨーク連銀主催の中央銀行に関するセミナーで講演):特に根本原因のうち少なくとも一部に対処する正しい政策が実施されれば、超低金利の状態は必ずしも続くものではない。

フィッシャーFRB副議長(ニューヨーク連銀のセミナーで講演):超低金利を心配する複数の理由がある。

ラッカー・リッチモンド連銀総裁(ウェストバージニア州ハンティントンでマーシャル大学の学生に):金利をもっと急速に引き上げる強い論拠がある。

ラッカー・リッチモンド連銀総裁(ウエストバージニア州マーシャル大学で講演):資産価格が高過ぎるのかどうか、答えは難しい。

ラッカー・リッチモンド連銀総裁(ウェストバージニア州マーシャル大学で講演):FRB理事は当初の期待ほど政治から隔離されておらず。

ラッカー・リッチモンド連銀総裁(ウェストバージニア州で講演後、質疑応答で):インフレ目標に近づきつつあり利上げ正当化される。

ラッカー・リッチモンド連銀総裁(ウェストバージニア州で講演後、記者団に):全ての会合はライブ会合だ。

エバンス・シカゴ連銀総裁(ニュージーランドのオークランドで講演):これまでのようなデータが続いた場合、フェデラルファンド(FF)金利誘導目標が年内に1回引き上げられても私は構わないし、驚かない。利上げは12月の公算が最も大きいだろうが、それ以前の可能性もある。

<10月4日>
ラッカー・リッチモンド連銀総裁(ウエストバージニア州チャールストンで講演):インフレ圧力はまだ先のことであり、理論上の懸念に見えるかもしれない。ただ、慎重に先手を取ることで実際に事態が起きた後で大幅な行動が必要となるような、予測困難な状況を回避する一助になり得る。現時点で政策金利を1.5%以上にしておくべきだった。

ラッカー・リッチモンド連銀総裁(ウェストバージニア州チャールストンで講演後、聴衆との質疑応答で):QE効果の証拠に大きなばらつき見られる。

ラッカー・リッチモンド連銀総裁(ウェストバージニア州チャールストンで講演後、記者団に):9月のFOMC、投票権あれば反対していた。

ラッカー・リッチモンド連銀総裁(ウェストバージニア州チャールストンで講演後、記者団に):当局は緩やかに動く必要があるが、緩やか過ぎてはいけない。来年に2回の利上げというのは私にはひどく緩やかという印象だ。

ラッカー・リッチモンド連銀総裁(ウェストバージニア州チャールストンで講演):政策金利は現時点までに1.5%以上にしておくべきだった。

<10月3日>
メスター・クリーブランド連銀総裁(ブルームバーグテレビジョンのインタビュー):(11月FOMCでの利上げの)論拠はなお説得力があると見込まれる。

メスター・クリーブランド連銀総裁(ブルームバーグラジオのインタビュー):0.25ポイント利上げは独伊の銀行に影響せず。

ダドリー・ニューヨーク連銀総裁(同連銀が主催した会合で):金融政策に対するリスクマネジメントのアプローチは、ゼロ金利制約による金融政策の効果を懸念すればするほど、緩和策の解除には一段と慎重になることを示唆している。

ダドリー・ニューヨーク連銀総裁(ニューヨークでのセミナーで):再びリセッションに陥った場合、利下げで対応することはできなくなる可能性が高い。

前回の発言録はここをクリックしてください。

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