ポンド安、英中銀の対応力超える経済変化の一部の可能性-元MPC委員

イングランド銀行(英中央銀行)金融政策委員会(MPC)の元メンバー、アダム・ポーゼン氏は、ポンド安が金融政策だけでは対処できない国内経済の根本的変化の一部であるかもしれないとの認識を示した。

  現在は米ワシントンのピーターソン国際経済研究所で所長を務めるポーゼン氏は、ポンド下落への英中銀の対応は「これが一時的であると中銀がどの程度信じるかという問題に行き着く」と語った。欧州連合(EU)離脱を選択した6月の国民投票以来、ポンドはドルに対して17%下落、7日のアジア時間には2分間に6.1%の急落を演じた。

  ポーゼン氏はブルームバーグテレビジョンとのインタビューで、「これは英中銀ができることを超えている」と指摘。「英国の競争力に対する根本的な変化だ。従って、今後はインフレになると思う。単に中銀の信頼性という問題ではない」と続けた。

  メイ首相が今週、英中銀への攻撃ととられるような発言をしたことについての問いには、中銀が独立性を維持することを確信していると答えた。ただ、インフレが加速しつつある中で、首相の発言は中銀が「独立性を示すために」利上げで対応する確率を高めるかもしれないと述べた。

原題:Posen Says Pound Decline May Mark Shift Too Big for the BOE (1)(抜粋)

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