英製造業生産:8月は0.2%増-EU離脱選択直後の衝撃からやや回復

  • エコノミスト予想の0.4%増は下回る
  • 貿易赤字が拡大、ポンド安も輸出増につながらず

英国では8月に製造業生産が小幅に増加した。ポンド安で海外からの自動車需要が高まり、欧州連合(EU)離脱を選択した直後の衝撃からやや回復した。

  英政府統計局(ONS)が7日発表した8月の製造業生産指数は前月比0.2%上昇。ブルームバーグがまとめたエコノミスト調査では0.4%上昇が見込まれていた。EU離脱を選択した国民投票結果の衝撃で7月は0.9%低下していた。8月の鉱工業生産指数は前月比0.4%低下。石油とガス生産が落ち込んだ。

  8月は製造業の13セクターの中で生産が上向きとなったのはわずか4セクターにとどまった。ONSによれば、自動車など輸送機器が急増。ポンド急落がこの需要を押し上げた「一定の証拠」があったという。

  同日発表された6-8月の貿易収支は126億ポンド(約1兆6200億円)の赤字となり、3-5月の90億ポンドから膨らんだ。8月だけで47億ポンドを記録。輸出がほぼ横ばいだった一方、輸入が急増した。

原題:U.K. Manufacturers Post Modest Recovery From Brexit Shock(抜粋)

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