ヘッジファンドのシタデル、大半で運用成績がプラスに回復-関係者

  • 旗艦ウェリントンは9月がプラス2%(3月は一時マイナス9%)
  • タクティカルや債券ファンドも好調

ヘッジファンドにとって、もはや厳しい年ではなくなったようだ。

  業界のビッグネームであるシタデルは、大半のファンドのリターンが7-9月(第3四半期)にプラスに戻った。1-3月(第1四半期)は市場混乱でマイナスを記録していた。
 
  非公開情報であることを理由に関係者1人が匿名を条件に語ったところでは、旗艦ファンドでマルチ戦略のウェリントンは9月の成績がプラス2%、年初来では同2.6%となった。7-9月は同7.3%だった。3月初めには一時マイナス9%となっていた。

ヘッジファンド業界の会議「スカイブリッジ・オルタナティブ・カンファレンス(SALT)」

Photographer: David Paul Morris/Bloomberg

  関係者によれば、シタデルのタクティカル・トレーディングは9月がプラス1.75%、7-9月は同7.2%だった。1-9月は同1.8%。3月初めにはマイナス9.5%まで落ち込んでいた。

  また、グローバル株ファンドは9月がプラス2.1%、グローバル債券ファンドは同3.2%だった。1-9月は債券ファンドが同7.5%、株ファンドはマイナス0.2%。後者は10月に入って目減り分を埋めたと関係者は説明した。

  ケン・グリフィン氏率いるシタデルの広報担当ジュリア・コシジナ氏は、運用成績についてコメントを控えている。

原題:Citadel Fund Said to Gain 2% Last Month in Back-to-Black Quarter(抜粋)

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