サムスン電子は「ノート7」で2度目のリコールの公算-関係者

更新日時
  • 当局はサウスウエスト機で乗客のスマホから煙が発生した問題を調査
  • 米消費者製品安全委員会の元幹部2人がリコールの可能性を指摘

韓国サムスン電子は最新スマートフォン「ノート7」の2度目のリコール(回収・修理)に追い込まれる可能性出てきた。米サウスウエスト航空の航空機の機内で煙が出た「ノート7」について、持ち主がリコール後の代替機だったと主張しているからだ。2度目のリコールとなれば、異例の事態。元米当局者2人が明らかにした。

  5日にケンタッキー州ルイビルで離陸待ちのサウスウエスト機で乗客のスマホから煙が発生した問題について、米連邦航空局(FAA)と消費者製品安全委員会(CPSC)が調査している。乗務員が消火剤をかけ、乗客は機外に避難。負傷者はいなかった。

  CPSCの元エグゼクティブディレクター、パメラ・ギルバート氏は、「それが修理済みのスマホで、ポケットの中で煙を吹き出し始めたのなら、もう一度リコールがあると推測している」と指摘。 同氏はCPSCが来週にも対策を決定する可能性があるとの見方を示した。

  サムスンは「ノート7」の発火を受けてリコールを実施、全世界の製品250万台すべてを交換すると先月発表していた。

ノート7

Photographer: SeongJoon Cho/Bloomberg

  CPSCの会長代理を務めたナンシー・ノード氏は、2度目のリコールはあまり多くはないとした上で、「異常を超えるような事態なら、再びリコールを実施する可能性は確かにある」と指摘。「これが修正済みのスマホであったかどうか、もしそうだったとしたらなぜ今回の問題が起きたのかを判断する必要がある」と述べた。

  CPSCの広報担当スコット・ウルフソン氏は、どのような対策が講じられる可能性があるかについてコメントを控えた。

原題:Samsung Could Face Second Recall as U.S. Probes Burnt Smartphone(抜粋)

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