大型ハリケーン「マシュー」が米南部に接近-2005年以降で最強

  • 200万人以上に避難命令-経済的損失は5兆円超える恐れも
  • ハイチでは108人以上が死亡-大統領選が延期に
Photographer: Hughes, Kenneth

大型ハリケーン「マシュー」がフロリダ州東海岸に接近している。最高風速が時速140マイル(約225キロ)のマシューは、米国を襲うハリケーンとしては2005年以降で最強となる見通しで、被害額も過去最大級となる恐れがある。

  5段階で2番目に強い「カテゴリー4」のマシューは、6日夜にも同州のウェストパームビーチとメルボルンの近郊に上陸すると予想されている。上陸後は大西洋岸を北上するとみられ、経済的損失は最大500億ドル(約5兆2000億円)に達するとの予測もある。ハリケーン進路にあたる地域の住民200万人以上に避難命令が出され、ジョージア州とサウスカロライナ州では避難が行われている。

  時速111マイル以上の大型ハリケーンの米国上陸は、05年10月にフロリダ州を襲った「ウィルマ」以来。米海洋大気局(NOAA)によると、同年の「カトリーナ」は米史上最高の約1540億ドルの被害をもたらした。マシューは既にカリブ海諸国に深刻な被害を与え、ハイチでは少なくとも108人が死亡、9日に予定されていた大統領選が延期になった。

原題:Matthew Set to Be the Strongest Storm to Hit U.S. Since 2005 (1)(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE