香港、金融調査をスピードアップ-市場操作対応チームなど設置方針

  • 証券先物取引委の幹部アトキンソン氏が8月に方針を示した
  • 多くの企業が決着までの時間の長さに不満-アシャースト

香港証券先物取引委員会(SFC)は調査のスピードアップを図る方針で、市場操作など不正行為の特定分野を対象とした調査チームを設置する計画だ。

  5月にSFCのエグゼクティブディレクター兼執行責任者となったトーマス・アトキンソン氏が事情聴取の迅速化を望んでいると8月29日のイベントで発言したことが、法律事務所アシャーストの顧客向け文書で分かった。同イベントにアシャーストのパートナー、ジェームズ・コーマー氏が参加していた。

  アシャーストによると、SFCは市場操作や企業不正、証券に関する不正行為に対応するため複数のチームを設け、監視システムを強化するとともに、企業に対し香港と世界の監督当局に協力するよう促す方針だ。

  コーマー氏は「調査が何年にも及ぶこともよくあり、多くの企業が決着までの時間の長さに不満を抱いている。調査の効率性が高まるなら歓迎すべき展開だ」と述べた。SFCのアーネスト・コン報道官は執行部門の計画についてコメントを控えた。

原題:Hong Kong’s SFC Plans Specialist Probe Teams, Speedier Inquiries(抜粋)

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