ブレバン・ハワード旗艦ファンド、9月の成績マイナス0.9%-関係者

  • 旗艦ヘッジファンドの1-9月の運用成績はマイナス3.4%
  • 顧客の資金引き揚げで運用資産は8月時点で142億ドルに減少

資金流出が続いているヘッジファンド運営会社ブレバン・ハワード・アセット・マネジメントの旗艦ファンドの9月の運用成績がマイナス0.9%となり、年初来リターンも低下した。事情に詳しい関係者2人が明らかにした。

  非公開情報であることを理由に関係者が匿名を条件に語ったところでは、8月時点で142億ドル(約1兆4700億円)相当の資産を管理運用する「ブレバン・ハワード・マスター・ファンド」の年初来の運用成績はマイナス3.4%。投資家リポートによれば、昨年はマイナス約2%、2014年はマイナス0.8%。14年の運用資産額は現在のほぼ倍だった。広報担当者はコメントを控えている。

  資産家アラン・ハワード氏らが創業したブレバンは、米国と欧州で低金利が続く状況で、顧客による資金引き揚げに伴い他の大手マクロファンド運営会社と同じように困難な状況に陥っており、これらの資産運用会社は手数料引き下げに動いている。事情に詳しい関係者が9月に明らかにしたところでは、ブレバンはマスター・ファンドとマルチ戦略ファンド(運用資産額18億ドル)について既存顧客の新規投資に対する管理報酬の請求を停止した。
  
原題:Brevan Howard Said to Extend Loss With 0.9% Decline Last Month(抜粋)

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