サムスン電子のスマホが原因で機内で煙発生-サウスウエスト航空

更新日時
  • 米連邦航空局と消費者製品安全委員会が今回の問題を調査している
  • スマホの持ち主はリコールされたノート7の代替機種だと説明

サウスウエスト航空は、ケンタッキー州ルイビルの空港で5日、乗客の韓国サムスン電子のスマートフォンが原因で離陸待ちの同社航空機の機内で煙が発生し、乗客の機外避難を余儀なくされたと発表した。

  米連邦航空局(FAA)と消費者製品安全委員会(CPSC)は電子メールで、今回の問題を調査していると明らかにした。サムスンは先月、最近発売したスマホ「ギャラクシーノート7」がリチウムイオン電池の不具合による過熱の恐れがあるため、同製品のリコールを実施していた。

サムスン電子の携帯店舗

Photographer: SeongJoon Cho/Bloomberg

  サウスウエスト機のスマホはリコールされたノート7の代替機種だと、持ち主のブライアン・グリーンさんがテクノロジー関連ニュース中心のウェブサイト「ザ・バージ」に対して説明した。グリーンさんは9月21日にAT&Tの店舗でこのスマホを受け取ったと話し、代替機種であることを示す黒い正方形のマークが付いた箱の写真をザ・バージに見せた。

  サウスウエストの広報担当、ロリ・クラブトリー氏は「煙だけで、爆発や炎上はない」との文書を電子メールで発表。「電子機器から煙が上がっていると乗客から知らせがあった」という。

  クラブトリー氏は、サウスウエストはこの機器のモデルを確認できていないと説明。FAAとCPSCもこの機器がノート7とは確認していない。

  サムスンは追加情報を求めていることを明らかにした。「この機器を回収できるまで今回の問題が新しいノート7に関係しているとは確認できない」とコメントし、「当社は機器を回収して原因を確認するため当局やサウスウエストと協力している。機器を調査した上で、さらに情報を共有する方針だ」と説明した。

  ルイビル空港当局の広報担当者は、現地時間5日午前9時20分にボーイング737の客室で煙が発生したとの報告があったが、乗客・乗員75人に負傷者はいないと話した。ボルティモア・ワシントン国際空港行きのサウスウエスト機は煙が発生した時、ゲートで待機中だった。

原題:Samsung Replacement Phone Blamed for Smoke on Southwest Jet (2)(抜粋)

(当局やサムスンのコメントなどを追加して更新します.)
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