JPモルガンも米10年債利回り2%予想、ゴールドマンに追随 (訂正)

  • JPモルガンとゴールドマンは成長やインフレ見通しの改善を予想
  • 成長見通しの改善が10-12月期の金利先高観を支える-JPモルガン

米JPモルガン・チェースは米10年債利回りが1月以来となる2%台に上昇する可能性があると予想し、ゴールドマン・サックス・グループと同様の見方を示した。

  年内の米利上げ観測が高まる中、米10年債利回りは4日までの3営業日に約1カ月で最大の上昇を記録した。7日に9月の米雇用統計が発表されるのに先立ち、米リッチモンド連銀のラッカー総裁は4日、インフレ加速の可能性を回避するための行動が必要と指摘。欧州中央銀行(ECB)が量的緩和プログラムの終了前に債券購入を段階的に減らす可能性があるとのブルームバーグの報道を受けてドイツ国債が下落したことも、米国債相場の下落につながった。

  JPモルガンのストラテジスト、ジェイ・バリー氏らは4日の顧客向けリポートで、「成長見通しの改善が引き続き10-12月(第4四半期)の金利先高観を支える」と分析。「10年債利回りは2%まで上昇する可能性があると考えられる」と記した。

  米10年債利回りはロンドン時間5日午前6時40分(日本時間同午後2時40分)時点でほぼ変わらずの1.68%。過去3営業日では13ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇していた。
  
  JPモルガンと同様にゴールドマンのエコノミストも、インフレ見通しの改善や経済成長を背景に、米10年債利回りが年内に2%に上昇すると予想している。ゴールドマンのチーフエコノミスト、ジャン・ハッチウス氏は9月27日にブルームバーグ・テレビジョンのインタビューで、「米国が完全雇用にかなり近いことを示唆するデータは数多い。インフレ上昇圧力が生じ始めている」と述べ、「米金融当局が徐々にではあるがこれに対処すると思う」と述べた。

原題:JPMorgan Joins Goldman in Calling 2% Treasury Yield (Correct)(抜粋)

(原文を差し替え、リードを「1月以来となる」に訂正します.)
    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE