米貿易赤字:8月は407億ドルに拡大、リオ五輪放映権料が輸入押し上げ

8月の米貿易赤字は前月から拡大した。輸出入ともに増加したが、輸入の伸びが上回った。サービスの輸入は過去最高となった。

  米商務省が5日発表した8月の貿易収支統計によると、財とサービスを合わせた貿易赤字(国際収支ベース、季節調整済み)は前月比3%増の407億ドル。ブルームバーグがまとめたエコノミスト予想の中央値は392億ドルの赤字だった。前月は395億ドル。

  輸出額は0.8%増の1879億ドル。医薬品などの消費財や工業製品が増えた。

  輸入額は1.2%増の2286億ドル(前月2259億ドル)。サービスのほか、食品や資本財の輸入が増えた。

  サービスの輸入は15億ドル増の430億ドル。増加分の大半は知的財産権の使用料で、リオデジャネイロ五輪の放映権料による一時的な増加が反映されたとみられる。

  知的財産権の使用料は45億ドルと過去最高。前月は33億ドルだった。データでは、過去にも冬季・夏季五輪が開催された月に大きく増加したことが示されている。

  国内総生産(GDP)の算出に使用されるインフレの影響を除いた 実質財収支の赤字は575億ドルと、前月の582億ドルから縮小した。

  統計の詳細は表をご覧ください。

原題:Trade Deficit in U.S. Widens as Olympics Drive Imports Higher(抜粋)

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