ユーロ圏:9月の活動拡大ペース鈍化-総合PMIが15年1月来低水準

ユーロ圏の製造業とサービス業を合わせた経 済活動の拡大ペースが9月に鈍化し、2015年1月以来の低水準となっ た。政治的な不透明感の広がりが背景にある。

IHSマークイットが5日発表した9月のユーロ圏総合購買担当者 指数(PMI)改定値は52.6と、8月の52.9を下回った。9月23日公表 の速報値からは変わらず。PMIは50を上回れば活動拡大を、下回れば 縮小を示す。

域内の政治がますます大衆主義的な動きを強める中、政策担当者は 成長てこ入れとインフレ押し上げで苦戦している。

マークイットのチーフエコノミスト、クリス・ウィリアムソン氏 は、「域内全体での拡大ペース鈍化は企業の慎重さの高まりを一部反映 している」とし、「このトレンドは来年にかけて継続すると予想する。 フランスやドイツの選挙をめぐる不透明感がイタリアとスペインで続く 政治不安と相まって、英国の欧州連合(EU)離脱選択の影響を悪化さ せている」と説明した。

同時に発表された9月のサービス業PMIは52.2と、8月の52.8か ら低下した。3日発表の製造業PMIは52.6と、8月の51.7から改善し た。

原題:Euro-Area Expansion Loses Momentum as Uncertainty Saps Growth(抜粋)

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