米AT&T、メディア企業に焦点絞り新たな買収案件探る-関係者

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  • 企業価値20億-500億ドルの会社などが買収を検討する対象と関係者
  • タイム・ワーナーなど対象の大型買収も筋が通る-アナリスト

AT&Tは、メディア企業に焦点を絞った新たな買収に向け進もうとしている。事情に詳しい関係者が明らかにした。同社による直近の大型買収案件は昨年のディレクTVだ。

  AT&Tの企業戦略だとして匿名を条件に述べた関係者によれば、同社は今後3ー5年、テレビ番組を製作する企業になるための買収案件を探り、配信するコンテンツを所有するビジネスモデルへの転換を図る。企業価値20億-500億ドル(約2060億ー5兆1400億円)の会社などが買収を検討する対象に含まれるとしている。

  移動通信事業が伸び悩み、ケーブルテレビ会社との厳しい競争が続く中で、電話サービス各社は事業拡大に向けた次のステップを見いだそうと取り組んでいる。

AT&Tの会社ロゴ

Photographer: David Paul Morris/Bloomberg

  関係者は、ライオンズゲート・エンターテインメントが6月に44億ドルで買収に合意した有料テレビ放送のスターズに対し、AT&Tは買収を真剣に目指していたと説明。バイアコムが所有する映画会社パラマウント・ピクチャーズにも関心があったが、結局は買収案を提示しないと決めたという。

  バークレイズのアナリスト、アミール・ロズバドウスキ氏は9月29日のリポートで、タイム・ワーナーなど大手メディア企業を対象とした大型買収もある程度、筋が通ると指摘した。AT&Tはタイム・ワーナーについてコメントを控えた。

原題:AT&T Said to Turn to Media Acquisitions as Video Ambitions Grow(抜粋)

(4段落目以降を追加して更新します.)
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