共和ペンス氏冷静に対応、民主ケーン氏の挑発に-副大統領候補討論会

  • バージニア州で副大統領候補同士の1回限りのTV討論会が開かれた
  • ペンス氏は税逃れ報道の問題でトランプ氏を擁護

米大統領選挙の民主、共和両党の副大統領候補によるテレビ討論会が4日夜、バージニア州で行われた。民主党上院議員のティム・ケーン氏(バージニア州選出)は共和党のインディアナ州知事、マイク・ペンス氏を挑発して、大統領候補トランプ氏の異論の多い主張の擁護に回らせようとしたが、ペンス氏は冷静に対応した。

  両副大統領候補は同州ファームビルのロングウッド大学での討論会開始直後から、相手陣営の批判を展開。大統領候補同士による第1回討論会に勝るとも劣らない激しいやり取りとなった。

  ペンス氏(57)はトランプ氏が納税申告書を開示しない問題や、連邦所得税を20年近く納めていなかった可能性があるとした米紙ニューヨーク・タイムズ紙の報道をめぐる議論でトランプ氏を擁護。「トランプ氏は実業家であって、キャリアを通じて政治家ではない」とし、「トランプ氏の納税申告書は非常に困難な時期を経験したことを示したが、トランプ氏は税法をしかるべきやり方で活用し、それを見事に行った」と語った。

  これに対しケーン氏(58)は「米軍に使われる税金を納めないことが賢いやり方だろうか」と反論した。

  共に社交的な気質のベテラン政治家であるペンス、ケーン両氏にとって、90分間の今回の討論会はこれまでのキャリアで最大の見せ場であり、また同時にかつてないほど大きなリスクにもさらされる場となった。

  ケーン氏は「私と妻はクリントン氏を信じており、われわれは自分たちの人生で最も大切なものをクリントン氏に託す」と、海兵隊の子息に言及。その上で「トランプ氏が最高司令官になると考えると怖くてたまらない」と語った。

  大統領候補の第2回討論会は9日にセントルイスで開かれる。

原題:Pence Stays Cool With Kaine on Attack in Running Mate Debate (1)(抜粋)

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