ガンドラック氏:ドイツ銀の株価急落、マイナス金利の影響浮き彫りに

  • 金融システムを破壊することで経済を救済することはできないと同氏
  • ドイツ銀は救済されるだろうが、「クレディ・スイスはどうなのか」

著名な債券投資家のジェフリー・ガンドラック氏は、ドイツ銀行の株価急落について、欧州のマイナス金利政策が銀行に及ぼす影響を浮き彫りにしており、中央銀行当局者に政策アプローチの見直しを促す可能性があると述べた。

  ガンドラック氏(56)は4日のニューヨークでの会議で、「金融システムを破壊することで減速する経済を救済することはできない。これを端的に象徴している例の一つがドイツ銀の株価だ」と指摘。「マイナス金利政策を十分な期間にわたって継続したら、銀行は破綻するだろう」と語った。

  ドイツ銀は必要なら最終的にはドイツ政府に救済されるかもしれないが、域内の他の銀行はそうした支援に頼ることはできないだろうとの見方をガンドラック氏は示した。

  「ドイツ銀はいざとなったら国の支援を受けるだろう。しかし、同じように株価が下落しているクレディ・スイスはどうなのか。誰が同行を救済するのか」と述べた。

  クレディ・スイス株は年初来で40%下落している。同行は昨年、ティージャン・ティアム最高経営責任者(CEO)の下で再編計画の資金を調達するため、約60億ドル(現行レートで約6200億円)相当の増資を実施した。

原題:Gundlach Says Deutsche Bank Woes Show Harm of Negative Rates (1)(抜粋)

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