シカゴ連銀総裁:利上げは近い、より明確な意思伝達が望ましい

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  • 利上げは12月の公算が最も大きいだろう、それ以前の可能性もある
  • インフレ期待の高まりや失業率低下も利上げ判断の良い尺度になろう

米シカゴ連銀のエバンス総裁は5日、米金融当局が年内に利上げすると予想し、その後の行動に必要な条件に関してより明確な意思伝達が望ましいとの見解を示した。

  エバンス総裁は米連邦公開市場委員会(FOMC)で低金利維持を支持する参加者の1人。ニュージーランドのオークランドで同日講演した総裁は記者団に対し、「これまでのようなデータが続いた場合、フェデラルファンド(FF)金利誘導目標が年内に1回引き上げられても私は構わないし、驚かない」とコメント。利上げは「12月の公算が最も大きいだろうが、それ以前の可能性もある」と付け加えた。

  来年のFOMCで投票権を持つ同総裁は、当局が金利変更を行う前に必要とされる状況についてより明確に示すことが望ましいと指摘。インフレ率の上昇のほか、インフレ期待の高まりや失業率の低下なども、利上げの際の良い判断尺度になると語った。

  こうしたデータで特定の目標の設定を提唱するのかと質問された同総裁は、「より明確化できるという点では、数値ガイドを使えれば役に立つだろうが、難しい議論だと思う」と述べた。

原題:Fed’s Evans Says Hike Imminent, Wants Clearer Communication (1)(抜粋)

(総裁発言を追加して更新します.)
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