パリ協定が11月に正式発効へ、EUが批准承認-COP22に間に合う

2020年以降の地球温暖化対策の国際的枠組み「パリ協定」について、欧州議会は欧州連合(EU)加盟28カ国の批准を承認した。気候変動抑制に関する史上最も広範な協定に190カ国・地域余りがパリで同意してから1年足らずで、パリ協定が発効する見通しとなった。

  欧州議会は4日、フランスのストラスブールで開いた本会議で、パリ協定をEUとして承認することを可決。今週後半に批准書を国連に寄託する見込みだ。

  これによってパリ協定は発効要件が満たされる。要件が満たされてから30日後に正式発効することになっているため、11月7日からモロッコで始まる今年の国連気候変動枠組み条約第22回締約国会議(COP22)に間に合う格好になる。

  9月3日にオバマ米大統領と中国の習近平国家主席がパリ協定の批准を発表し、気候変動に対する世界的な枠組みを主導したいEUには圧力が強まっていた。インドも今月2日に同協定を承認し、協定を批准したのは62カ国・地域に上っていた。

 
原題:Paris Climate Deal Set to Enter Into Force After EU Approval (1)(抜粋)

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