トランプ氏が逆風克服に自信-「私は復活するすべを心得ている」

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  • 「切羽詰まったとき」に最高の実力を発揮できる-トランプ氏
  • 自ら過ちを招き、巨額の損失判明など不利なニュースが相次ぐ

米大統領選の共和党候補ドナルド・トランプ氏は気落ちさせるような最新世論調査の結果を目の当たりにし、過去1週間の自らの行動について批判が渦巻いているにもかかわらず、3日に開かれた集会で「切羽詰まったとき」に最高の実力を発揮できると強く主張し、「私は復活するすべを心得ている」と述べた。

  この発言はトランプ氏がトランプ・オーガニゼーションの財務状況改善を説明したものだが、自ら過ちを招いたり、納税申告書でビジネス上の巨額の損失が判明したりするなど同氏に不利なニュースが相次いだ1週間を克服できるという自身の考えもほのめかした形だ。こうした問題がトランプ氏の政治生命の終わりにつながるのではないかと頭を抱える共和党指導者もいる。

ドナルド・トランプ氏

Photographer: Daniel Acker/Bloomberg

  強気のトランプ氏はコロラド州での集会で「私を過小評価するという過ちを犯した人には大きな驚きが待ち受けている」と語った。モンマス大学がこの日発表した同州の世論調査では、同氏は民主党候補ヒラリー・クリントン氏に11ポイントの差を付けられている。

  同日のコロラド州プエブロとラブランドでの集会でのトランプ氏は、先週の早朝ツイートを通じた元ミス・ユニバースに対する侮辱を伴う暴言や、体調不良に見舞われたクリントン氏を週末あざ笑ったような個人攻撃を封印。ジョークを飛ばし、何度も笑い、聴衆と楽しくやり取りした。

  3日の遊説後に行われたFOXニュースの全米世論調査によれば、67%がクリントン氏には大統領にふさわしい気質があると回答。トランプ氏にあると答えたのは37%だけだった。59%はトランプ氏は正しい気質を備えていないと回答した。

原題:Trump Recasts Himself as a Comeback Kid(抜粋)

(最終段落に世論調査の結果を追加して更新します.)
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