NY連銀総裁:利上げは慎重にすべきだ、ゼロ金利制約が政策効果そぐ

ニューヨーク連銀のダドリー総裁は、借り入れコストをゼロ付近に引き下げてリセッション(景気後退)に対応する能力に限界があることを考えると、米金融政策当局は利上げに慎重になるべきだと言明した。

  ダドリー総裁は3日、同連銀が主催した会合に出席し、リセッションリスクの高まりを指摘する一部エコノミストの懸念を踏まえた上で、今後数年内に景気が冷え込んだ際の利下げ余地を連邦公開市場委員会(FOMC)が限定した可能性があると指摘した。その際には国債購入といった非伝統的な措置に再び頼る可能性を高めることになると、同総裁は述べた。同会合は報道機関には非公開で行われた。

  ニューヨーク連銀のウェブサイトに掲載されたテキストによると、ダドリー総裁は「金融政策に対するリスクマネジメントのアプローチは、ゼロ金利制約による金融政策の効果を懸念すればするほど、緩和策の解除には一段と慎重になることを示唆している」と述べた。

ダドリー総裁

Photographer: David Paul Morris/Bloomberg

  総裁は「金融政策は引き続き緩和的だ」と述べた。

原題:Fed’s Dudley Advises Caution in Raising Interest Rates (1)(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE